委任状【契約書の様式・フォームの記入例・見本の例文・書式をダウンロード・pdf・者との関係】
委任状は、本来なら自分でおこなうべき行為を、ほかの人に依頼しておこなう時に必要な書類です。
代わりに会議に出てもらう、市役所で手続きをしてもらうなどするなら、委任状が必要です。
委任状は、委任する相手に対して発行し、その相手に代理権を与えます。
その相手は代理権を行使できるため、本人じゃなくても会議に参加したり、契約や手続きをしたりできるのです。
しかし、代理権があるからといって、責任まで受け持つことはありません。
代理人が何かミスをして周りに迷惑をかけたとしても、代理人の責任にはなりません。
委任した人本人の責任につながります。
そのため、安易に委任するのはリスクがあり、代理人選びも慎重にすべきなのです。
委任状の書式をダウンロードしたい時
書式を自分で作ることもできますが、委任状の書式をダウンロードし、使うことも可能です。
例えば下記のリンクから、ワードやpdfでダウンロードできるでしょう。
https://www.bizocean.jp/doc/category/214/
一般的な委任状ってどう書くの?
委任状のフォームの記入例については、こちらがいい参考になります。
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/001/603/kisairei.pdf
委任状の見本の例文
初めて委任状を書く時は、戸惑うことも何かと多いですね。
委任状に何を書いたらいいかわからない!といった場合、見本の例文を見ながらだと書きやすいでしょう。
http://www.proportal.jp/inin/inin7.htm
委任状を書くのは、全部委任者です。
代理人が書くことはありません。
委任者と代理人両方の氏名、住所を明記します。
委任者との関係も記す部分があります。
家族であれば、母、父など明記しておくといいですね。
本来なら自分でおこなうことを、他人に委託することで委任状が発生します。
委任状を発行して初めて、第三者にその行為を任せることができるのです。
身近な例でいえば、市役所や銀行での契約、手続きです。
委任状の効力はどのくらいもつの?
委任状には、実は決まった効力の期間がありません。
だからといって日付が古すぎるとリスクがあります。
トラブルに繋がる可能性があります。
機関によっても、委任状の効力についてのルールが異なります。
委任状を作成してから3カ月以内としているところが多い印象です。
委任状の効力をなくしたい時は、委任状を回収します。
委任する側が委任状を作成する時、有効期限を明記しておくのもおすすめです。その有効期限は任意でつけられます。
委任状の契約書の様式をダウンロードする時
契約には種類がたくさんあります。
いってみれば、委任状を交わすのも契約の一つです。
下記のページでは、委任状のほか、さまざまな契約書の様式がダウンロードできます。
http://www.moj.go.jp/kaikei/choutatsu/chotatsu_nyusatsu04.html
まとめ
証明書を市役所で発行してもらう時や、各種届出を提出する時は、正式には本人がしなければなりません。
しかし、どうしても手続きに行けない場合、本人ではなく代理人を立てて代わりに手続きしてもらえます。
この時、口約束だけで代理してもらうとトラブルのもとなので、きちんと書面に残しておこうというのが、委任状のシステムです。
委任するあなたが、委任状を作成して代理人と締結することにより、代理契約が成立します。
代理人も代わりに手続きに行く時、その委任状を窓口に提出します。(あるいは郵送)。
テンプレートがネットに出ていますが、極端な話便箋でもいいのです。
委任状の用紙には特に決まりがないからです。