訪問介護【できること・できないこと・一覧・初回加算・サービスコード・最新・生活援助】
訪問介護はその名の通り、ご自宅に訪問して介護するシステムですね。
訪問介護は介護に代わりありませんが、できることとできないことがあります。
介護施設でおこなう介護とは少し違うのです。
訪問介護には、メリットもあればデメリットもあります。
ここでは、訪問介護について詳しく解説していきます。
訪問介護とは何?
訪問介護は、ホームヘルパーやケアワーカーが、要介護者の家に訪問し、食事や入浴、家事などの手伝い、サポート、介護をしてあげます。
要介護者の代わりに料理や買い物、掃除をすることがあり、身体面の世話だけでなく、家事の世話をするのが特徴です。
要介護者が施設に入らなくても日常生活を送れるように、定期的に訪問して介護します。
要介護者にとっては、住み慣れた家で生活を続けられるため、メリットは大きいでしょう。介護施設のほうが環境や介護サービスは充実していますね。
しかし自分の家ではないので精神的に安らげないことも出てきそうです。
訪問介護のデメリットとしては、他人が家の中に入ってくるのに抵抗のある方だと、最初は訪問介護に慣れるのに時間がかかるかもしれません。
介護してもらうにしても、他人が家の中で動き回るのは見慣れないものがあるのではないでしょうか。
それが馴染んでくるまでは、ストレスに感じる可能性があります。
訪問介護の範囲内でできること、できないこと
訪問介護は、自宅でもできる限り本人が自立して生活できるように支援するための介護制度です。
できることとできないことがありますので、下記のサイトで確認してみましょう。
https://www.heartpage.jp/contents/magazine/03-00040
訪問介護の初回加算とは?
訪問介護には、「初回加算」という言葉があります。
初めて訪問介護を利用する場合、初回加算の対象になるでしょう。
介護予防サービスを利用していた要支援者が、認定を受けて介護保険サービスを利用することになった場合も、対象に含まれます。
祖y開花さんは、支給限度額の管理対象です。
限度額を超える場合は、利用者とケアマネージャーが、超過した分をどの訪問介護サービスに回すか検討します。
訪問介護のサービスコード一覧
介護サービスには、「サービスコード」というのがあります。
最新のサービスコード(数字)を確認するには、下記が参考になります。
https://www.wam.go.jp/gyoseiShiryou-files/documents/2019/0801195620839/C_20190701.pdf
訪問介護は生活援助
訪問介護は、生活援助の範疇です。
そもそも生活援助とは何かというと、高齢者や家族が身の回りのことをするのが困難な時、
訪問介護スタッフ(=ホームヘルパー)が自宅に訪問し、料理や掃除をすることです。
訪問介護を依頼する利用者によっても掃除方法や調理法は異なるでしょう。
そのため、訪問介護スタッフは柔軟性が求められます。
訪問介護でやってはいけないこと
先ほど、訪問介護にはできることとできないことがあると説明しましたね。
訪問介護では、してはいけないことがあります。
訪問介護はもイメージ的には家政婦さんのようなイメージです。
そのため、できることは制限や時間が決まっているのです。
そのため、施設で働く介護業者とは活動範囲が異なるでしょう。
身体的援助や生活援助が訪問介護の主な仕事です。
やってはいけないことは、ザックリいうと医療行為です。
- 爪切り
- 耳垢掃除
- 口腔ケア
- 薬の管理
- 水銀血圧計での血圧測定
- 採尿
- ケガの手当