・ジャッジアイズ体験版をプレイしてみた感想
年末の目玉の一つとして発表されたジャッジアイズですが、やはりポイントはキムタクを操ることができるということでしょう
1章丸々プレイしてみて、ストーリーパートにおいては流石キムタク、重厚なドラマを見ているようでゲームの中でも圧倒的な存在感を見せておりました。自分が見ている限りでは、ドラマとしてみてもゲームとしてみても、違和感や不快感はあまり感じられなかったです。むしろドラマではなくゲームであるということで、キムタクや他の俳優さんにとっても実際は動かすことができないような無茶もできるのであろう
9月に発表された直後の体験版では、キムタクは売れっ子弁護士として活躍を続けている。刑事裁判では99.9パーセント有罪判決になってしまうが、キムタクは見事に無罪を勝ち取ることができた。それが彼の栄光であった
しかし・・・・
その被告人は無罪放免になり釈放された瞬間、恋人を殺して放火をしてしまう・・・こうしてキムタクは弁護士としての信用と名声を一気に失ってしまうのであった
弁護士の仕事としては、無罪になった案件と釈放後の殺人は別物ですから、弁護士キムタクは別に悪くないと思います。ただ被害者感情や世論からしてみれば、「殺人者を世に放った弁護士」というレッテルを貼りたくもなるでしょう
そんなこんなで、キムタクは弁護士をやめて探偵業を営むようになるのであった。
その設定を聞いて私は妙にワクワクいたしました。
龍が如くのような重厚なストーリーでは、彼の立場ってかなり有効です。信用を失ってしまっているから「稼ぐこと」はあまり期待できないかもしれません。けど、信用を失っているというのはある意味怖いものなしです。逆転裁判シリーズでも探偵と弁護士のスキルは普通に身につけておりますので、キムタクも普通に探偵はできるのでしょう。信頼を失い、弁護士活動はしていないけど、弁護士資格は失ってません。なにより、キムタクにできて逆転裁判の主人公ができないものは、
殴る蹴るです
それだけできて怖いものなしって最強です。本当に巨大な組織や権力に立ち向かうことができてしまうのです。
ここまでくれば、ジャッジアイズに期待してもよいでしょう
・ジャッジアイズ体験版攻略法
攻略法といっても、基本一本道というか一章まるまる使ってのチュートリアルなので、基本的に指示に従っていれば、クリアできると思います。
それでもあえて説明するのであれば・・
オープニングパート(最初の体験版でできること)
キムタクが弁護士をやめて探偵業になるまで
あれから3年後・・・
探偵業として、馬好きの探偵から借金を取り立てるまで・・
しょっぱなキムタクがチンピラに絡まれるので、そこでバトルの基本を学びます。ガードすることとよけること、△ボタンによるヒートアクションを一通りやってから、自由にチンピラを倒します。普通にやってれば勝てるので、攻略も何もないでしょう
チンピラを倒してから、ターゲットを探します。
サーチモードで怪しいところを「R2」ボタンで探し出します。似顔絵で特徴を照らし合わせて犯人を捜すのですが、そこにいる人間を片っ端から調べれば、正解にたどり着きます。
むしろ積極的に調べることでスキルポイントを稼ぐことができます。
ターゲットを見つけたら、尾行モードです。
尾行とは時々振り返るターゲットに築かれないように、かつ見失うことのないようにするのか目的です。ターゲットに見つからないようにするには、物陰に隠れつつ進めるのが良いでしょう。
尾行に成功しても気を抜いてはいけません。捕まえたと思ったら発煙筒を投げつけて逃げてしまいます。
振り切られないように追いか蹴る必要があります。
その時にあの有名な「ちょ待てよ!!」がでます
冗談はさておき、障害物があるたびに〇とか✖とかを正しく押して、かわす必要があるのですが、間違えるとそれだけタイムロスとなり、ターゲットに逃げられます。
けど、落ち着いてやれば、まず逃げられないでしょう
今度こそ捕まえたらいよいよバトルです。
この際思いっきり暴れてやってください。
こうしてオープニングが終わりました。ここまでで最初の体験版が終了いたします。どんな物語なのかわかりませんが、キムタクが「探偵」として活躍するゲームであるということは理解できると思います。
続いて第1章のメインストーリーが始まります。
ストーリーはそれなりにボリュームがありますので、割愛いたしますが、いよいよキムタクがメインの事件を手掛けることになります。ただ、1章もボリュームこそありますが、やはりチュートリアルの域を出ておりませんので、1章を使ってしっかり操作を覚えることが目的です。複雑なことはあまりやらないと思ってけ結構です。
1章でも寄り道のミニゲームとして、「バッティングセンター」「ダーツ」「将棋」とあり、「フレンドイベント」もこなすことができますが、メインを一直線で攻略してみましょう
移動については、ところどころのストーリーが終わるたびに目的地の表示がされます。地図を見ながら順に進めていけば、迷うことはありません。たまに出てくるチンピラもあまり強くないので、普通に倒してしまいましょう。
目的地に着いて話すべき人物にもガイドがついています。これも素直に指示に従えば問題ありません。
この先のポイントは以下になりますので、順に説明します。
聞き込みパート:被告などの重要な人物の聞き込みでは、3択や4択になるので、効果的な聞き込みができれば、スキルポイントがボーナスでもらえます。仮に外してしまってもポイントがもらえないだけで先に進みます。謎解きとしては物足りないですが、ストーリーを楽しむつもりで気軽にやりましょう
ドローン:今どきの機械が出ましたね。龍が如くシリーズでは存在しないイベントです。途中で敵のアジトに侵入するイベントがあります。偵察や状況把握のためにドローンを使います。この場でドローンの動きに慣れておく必要があります。
ピッキング:敵のアジトを攻めるには、鍵のかかっている場所に潜入する必要があります。最初つまずくのはこれかもしれません。ジョイスティックの微妙な操作がピッキングには必要になります。この緻密な操作がピッキングの緊張感を巧みに表現しているので私は結構好きなのですが、イライラしてしまうポイントでもあり、人によっては投げてしまうかもしれません。
体験版のうちにピッキングは経験した方がよいと思われます。購入した後でピッキングに慣れなければ、クソゲー呼ばわりしてしまうかもしれないポイントです。
ボス戦:敵のアジトに行けばボスと戦うことになります。1章では2度戦うことになるのです。極道の若頭がボスで、彼は木刀を使います。そうすると「致命傷」をうけて最大ヒットポイントが減ってしまうのです。これを喰らうとまずいのでしっかりガードをしましょう。とはいえくらってしまったら仕方がないので、焦らず「救急キット」を使ってください。
一発でクリアできれば良いのですが、念のためコンビニでお弁当や栄養剤を買い込んでおくとよいと思います。
さらに念を入れるなら、スキルポイントをためて最大HPをあげるスキルを手に入れましょう。私がプレイする限りは、体力さえあればたいがいは何とかなると思います。スキルポイントをためるには、ミニゲームのバッティングセンターとダーツをやりこめば、おのずとスキルポイントがたまります。
将棋もあるのですが、私自身はまったくできないので、リアル世界で研究をしますが、腕に覚えのある人は将棋を楽しみながらスキルポイントを稼ぐのもよいと思います。
あとは、基本一本道でストーリーが進み1章が終われば、体験版終了です。
このブログは発売前時点(2018年12月3日)で書いておりますが、ストーリーに走るのもいいけど、バッティングセンターなどのミニゲームは発売前にこなすことをお勧めします。
何しろ製品版を購入してからメインイベントを進めていると、ミニゲームはおろそかになりがちです。トロフィーの条件は現時点で分かりませんが、ミニゲームがらみのトロフィーが出てくる可能性も十分ありえます。
もしトロコンを目指すのであれば、発売前にある程度やりこんだ方が賢明です。ミニゲームにはまることができればよいのですが、自分に合わない場合ストーリーが始まったら、必然的に後回しになるし、クリアしたらクリアしたでモチベーションも下がってしまうかもしれないです。
私は将棋がネックであり、生まれてこの方将棋をたしなんでいないのです。こんなところで足引っ張られるのもしゃくですが、発売前のよい機会なので将棋を一から学んでみようと思います
・ジャッジアイズ引継ぎできる?いつまで遊べる?
ジャッジアイズは1章丸々ダウンロードでき、1章で強化したスキルや「ショップミッション」「コンプリートミッション」をそのまま引き継ぐことができ、1章クリア後、ジャッジアイズを購入後2章からスタートできます。
体験版ができなくなる時期は今のところわかりません。
ただ、キムタクを操ることや龍が如くのイメージを変えるということで、購入を迷うユーザーもそれなりにいるだろう。語弊のある言い方ですが、作れば売れてしまうゲームではないかもしれません。1章丸々体験版と出すことに龍が如くスタジオの本気が垣間見れます。大きなふるい分けになるかもしれませんが、一度つかんだら離さない気持ちが見え、購入した後も決して積ゲーにさせないという気概を見せてくれます。
逆を言えば、体験版をやってみて「買わない」選択をする人も当然出てきます。売れないよりかは積ゲーにされる方が、会社としてはいいはずなのですが、本気で作る人にしてみれば、積ゲーにされるぐらいなら売れないほうがよく、買ったからには満足していただきたいという本気を垣間見ました。
・ジャッジアイズ体験版の評価
キムタクを操るバトルやストーリーについては、あまり違和感を感じることがなく、キムタク主演の2時間ドラマを見ている感じがあり楽しくプレイできました。オープニングといえる1章もボリュームたっぷりであり、そのあとが気になる展開となり引き込まれました。ドラマではなくゲームであることで、さらに重厚なストーリーが期待できるかもしれません
ジャッジアイズならではの新機能は、「尾行」「探偵」「ドローン」です。1章だとチュートリアルになるのかな?あまりに簡単過ぎました。これらを使ってその後のストーリーを楽しむということでしょう。
ちょっと辛口な意見を言わせてもらうと1章やった限りでは、全体的に一本道な感じがします。謎を解くというより操作を学ぶという位置づけだと解釈しますが、若干物足りなさを感じます。
とはいえ、1章のオープニングでしかも体験版で挫折者が出たら購入しないでしょう。そこのさじ加減が難しいところです
ピッキング(針金で鍵をこじ開ける)作業は地味にイライラしながらも楽しめました。鍵を違法に開けることは実際にイライラするものでしょうから、リアリティーがあった良いと思います。
けど、これ挫折したらクソゲー判定されちゃうでしょうね
・ジャッジアイズ体験版 ダウンロード方法・容量
ダウンロード方法はPSストアから、「一章まるまるダウンロード」というものを選べば購入できます。2018年11月29日より配信されます。また、PS Plus加入者であれば、11月22日からダウンロードできます。私はPS Plus加入者なので、22日からみっちりやりこんでおります
容量はなにしろ12GBもあります。おそらくダウンロード完了まで1時間は余裕でかかります。私は昼休みに家に戻り、ダウンロードをセットしてから会社に戻りました。(私の会社と家まで車で10分でたどりつきます)